<本革グリップでおしゃれ>
以前よりリクエストが多くあった「革グリップ」

「サドルが革でなんで握りがゴムやねん?」

ということで中学校の家庭科以来の裁縫にチャレンジしました。

「サドルが革でなんで握りがゴムやねん?」試乗したある女の子が言いました。そうです、考えてみれば不思議です。以前はフレームの材料で木のグリップ作ったのですが、立てかけたり、転倒したりするとすぐに割れてしまい使い物になりません。強度を増すと厚みが出てブレーキレバーとの間隔が狭くなってしまいます。そこでしばらくグリップをほったらかしにしていました。でも自転車を乗るとき接するところは「サドル」「ペダル」「ハンドル」の3つです。素肌で触れるのはこ のグリップだけなのです。もっとも、普通じゃない乗り方をすれば3つとも素肌で接することは可能ですが・・「道具は五感で操るモノ」と私の恩師が言っていたのを、ふと思い出しました。でも私は革加工をはじめとする柔らかい素材が苦手であります。本格的なことは無理なので、一番簡単に出来る方法でかっこよく作ってしまおうと言うことです。
材料は少量なのでハンズで調達。ついでに道具も・・だって革加工なんて初めてやもん。店員さんを捕まえて「革のグリップを造りたいんやけど・・」材料から道具までそろえてもらいました。しめて¥5000なり。

構造はグリップの上に革でカバーをする、というもの。革だけでは細いですし、ハンドルバーと接着してしまうと、いざといときに抜き差しできない事態になってしまいます。手の小さい方は細いグリップを中にいれ、それを巻くように革素材を採寸します。外周はぴったりで筒の上下はそれぞれ10mmほど余裕を持って切りましょう。エンドを巻き込まず切り落としの場合は小さくてもOKでしょうね。

寸法が決まればカットしていきます。私はキッチンばさみを使いました。¥100で良く切れます。FRPなどのグラスファイバーでもこのはさみは良く切れますよ。

採寸してカットした革に縫い目の穴を開けます。革が丈夫なため普通の針と糸のようにはいきません。最初は「指ぬき」?(針を指に付けた指輪みたいなモノで押し込むヤツ)のでっかい奴をつかうのかなって思っていました。アホですねぇ・・

穴は5mmピッチで端っこから10mmぐらいのところを千枚通しで開けていきました。

(写真右→)この道具が針かと思ったんですが違います。先程の穴に糸を付けずコイツを「ブスッ」とやり、糸を針穴に通して、引き抜く。ひとあなごとに針穴に糸を通さなくてはいけません。これが結構大変です。
両方の耳を縫ってから、両端をつき合わせて縫っていきます。このときハンドルバーにグリップを着けた状態で縫いあわせていくとしっかりグリップを包み込みます。バーに取り付けない状態で縫い合わせるとグリップが革に締め付けられて小さく変形しバーを挿入できなくなってしまいます。
はじめての革細工、ようやく完成です。

いつかはハンドル・バックやパニア・バックなどを作りたいと思いますが、やっぱり柔らかい素材は苦手です。とりあえずスケッチ、スケッチ・・

半田ごてを使ってロゴを入れてみました。焼き印を押すのもかっこよさそうですね。サドルにも焼き印があれば・・ムム、フレームも焼けるやん! 早速、焼き印を作ろうと思います。
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